山崎は国産ウイスキーの重鎮!世界でも評価されるその魅力とは?

山崎は国産ウイスキーの重鎮!世界でも評価されるその魅力とは?

「山崎というウイスキーを詳しく知りたい!」と思っていませんか?

高い知名度を誇る山崎は、お店などで目にすることも多々あります。

しかし、実際に山崎とはどんなウイスキーなのかを知らないため、飲んだことがないという人も多いはず。

ここでは、山崎の基礎知識や香り・味、種類などを紹介します。

山崎の魅力を理解して、上質な国産ウイスキーを体感してみましょう。

1.山崎とはどんなウイスキー?

山崎とはどんなウイスキー?

山崎とは、価値観が多様化する時代に合わせた国産シングルモルトウイスキーです。

このウイスキーは、山崎蒸溜所2代目マスターブレンダーの佐治敬三氏が主導で1984年3月14日に誕生しました。

香りや味の異なる数十万の樽から原酒を掛け合わせて、日本を代表するシングルモルトウイスキーとしてふさわしい香味や味わいを生み出したのです。

シングルモルトと付くように、1つの蒸溜所で作られる多種多様なモルトウイスキーを掛け合わせて作られています。

山崎を完成させるまでに、2年間毎日のようにさまざまな原酒を掛け合わせては試飲を繰り返したのです。

この途方もない試行錯誤を繰り返し、山崎は1つの個性が強いのではなく、多彩な原酒の個性が絡み合い、高め合うように調和されているウイスキーとなりました。

そんな山崎が作られる蒸溜所について次で紹介します。

山崎はどこで作られているの?

山崎はどこで作られているの?

山崎は、サントリーが所有する山崎蒸溜所で作られています。

山崎蒸溜所は大阪府と京都府に接する地にあり、四季の移り変わりがはっきりと感じられる地です。

名水百選にも選ばれる「離宮の水」が湧き、茶人の千利休もこの水を好んでいました。

また3つ温度が異なる川が集まるため濃い霧が立ち込めやすく、ウイスキーを熟成させるのに適した湿潤な環境が維持できるのです。

そのような立地にある山崎蒸溜所は、日本初のウイスキー工場としても知られており、工場見学も行われています。

山崎蒸溜所についてもっと知りたい人は、「山崎蒸溜所 見学」を見てください。

以上が、山崎についての基礎知識でした。

日本人に合ったウイスキーを目指して作られた山崎ですが、種類も多いためどのような香りや味わいがあるか知りたい人も多いはずです。

それでは、ここで山崎のラインナップとそれぞれの特徴を紹介します。

2.山崎の種類はこんなにもある!ラインナップ7選

ウイスキー山崎には、代表的なものとして以下の7つのラインナップがあります。

山崎の種類はこんなにもある!ラインナップ7選

山崎は、ラインナップによって感じられる香りや味わいが異なりますが、上質さは損なわれません。

そのため、日本だけでなく世界からも非常に人気があります。

それでは、それぞれの山崎を見ていきましょう。

ラインナップ1.山崎

山崎は、華やかな香りと甘く滑らかな味わいが特徴のウイスキーです。

エントリーモデルにあたる銘柄で、実は2012年発売開始と比較的新しく設定されました。

ホワイトオーク樽原酒やワイン樽原酒など複数の樽原酒を組み合わせて作られているのです。

ラベルに熟成年数が書かれていないため「ノンエイジ」と呼ばれます。

しかし使用する原酒には、個性がより良く出るまで数十年かかるミズナラ樽原酒も使われているため、完成度が高いウイスキーです。

香りは、苺やさくらんぼと言ったベリー系を連想させるフルーティーなものとなっています。

味わいは、蜂蜜やバニラ、ドライフルーツ、シナモンといった滑らかで広がりのある優しい甘さが特徴です。

飲み方は、ハイボールだとさらに優しく華やかな印象となり、オン・ザ・ロックで飲むと口のなかで甘みが強く立ち上がります。

ラインナップ2.山崎 12年

山崎12年は、1984年の製品発表から設定されている深みのあるウイスキーです。

山崎の代表的なモデルとされ、ジャパニーズウイスキーが世界に評価されるきっかけとなった1つと言えます。

ノンエイジ品とは異なり、熟成年数が12年以上の原酒のみを使用しているのが特徴です。

また、ホワイトオーク樽・ミズナラ樽・シェリー樽の3つから厳選された原酒から生み出されています。

香りは、ホワイトオーク樽由来の甘いバニラ香とシェリー樽由来の柿や桃の熟した果実香が複雑に現れるのです。

味わいは、チョコレートのようなコクのある甘さの中に、樽の風味も感じられるため深みがあり飽きることがありません。

飲み方は、オン・ザ・ロックやハーフロックにすると香りと味わいの個性を感じつつ、ゆっくり飲めます。

ラインナップ3.山崎 18年

山崎18年は、熟成度が増した奥行きのあるウイスキーです。

ラインナップの中で国際的な品評会での受賞数が最も多く、2018年までで15個の金賞を獲得しています。

使用原酒は、18年以上熟成されたシェリー樽原酒とミズナラ原酒が中心です。

それらの原酒を組み合わせたうえで、シェリーバットという細長いシェリー樽の古樽でさらに熟成させさらなる深みを与えます。

香りは、レーズンや杏などの甘いドライフルーツと香ばしいチョコレートの香りが印象的です。

味わいは、蜂蜜や焼きプリンのような濃厚な甘さに、フルーツの甘酸っぱさとスパイシーさが感じられます。

長期熟成したミズナラ樽原酒がスパイシーさを与えており、余韻が長く続くのも特徴です。

飲み方は、濃厚な個性を感じるためならストレートで試し、奥行きと複雑さを楽しみたいならトワイスアップを試してください。

ラインナップ4.山崎 25年

山崎25年は、現在販売されているラインナップ中で最上位モデルとなるウイスキーです。

熟成年数25年以上のシェリー樽原酒のみを使っており、年間生産本数は2,000本以下と非常に希少価値が高くなっています。

またその完成度から、2016年に開催された伊勢志摩サミットで各国首脳に提供されているのです。

香りは、レーズンやイチゴジャムなどの濃厚な甘さと、ビターチョコやバタートースト、ナッツの重厚な香ばしさが感じられます。

味わいは、ドライフルーツの甘みとしっかりと酸味があり、またほろ苦さも存在するため両方の風味が複雑に感じられるのです。

飲み方は、ストレートやトワイスアップで個性を強く感じるか、オン・ザ・ロックにして変わっていく香りや味わいを楽しむのが適しています。

ラインナップ5.サントリー山崎蒸溜所 シングルモルト ウイスキー

サントリー山崎蒸溜所シングルモルトウイスキーとは、山崎蒸溜所内でしか購入できない限定ウイスキーです。

熟成年数が8~10年程度の比較的若い原酒を使用して作られたシングルモルトウイスキーになっています。

容量300mlだけの販売となっていますが、サントリーが販売しているシングルモルトの中でも1,500円程度と最安値です。

またシリアルナンバーが記載されており、お土産としても人気となっています。

香りは、ミントやフルーツのような爽やかさとバニラを思わせるわずかな甘さ、ビターチョコレートの香りが特徴です。

味わいは、麦芽の甘みとフレッシュな果実の甘さに加えて、樽やビターチョコレートの香ばしさ、ミントの清涼感を感じられます。

飲み方は、ハイボールにすると清涼感を感じつつ食事に合うウイスキーとなり、オン・ザ・ロックでは甘さが抑えられビターなウイスキーとして楽しめます。

人気商品となっており、必ず買えるとは限らなくなっているので注意してください。

ラインナップ6.エッセンス オブ サントリー 山崎

エッセンスオブサントリー山崎は、2018年と2019年に限定で販売された原酒を楽しむウイスキーです。

2018年の販売モデルでは、スモーキーな香りと味わいが感じられます。

2019年の販売モデルでは、樽の違いで変わる甘さやスパイシーさ感じてもらうため、3つの異なる樽の原酒が用意されました。

計4つの山崎原酒ウイスキーが販売されており、サントリーがウイスキーにかける情熱を感じられます。

熟成年数は9~12年となっており、個性が最も引き出されているものが選び抜かれて瓶詰されているのです。

飲み方は、まずはストレートで強い個性を感じ、次からはトワイスアップで優しく口に広がる香りと味わいを楽しんでください。

ラインナップ7.山崎 50年

山崎50年は、2011年までに3度限定で販売された希少ウイスキーです。

販売本数が多くても150本と非常に少なく、販売価格も100万円と限定品に相応しいものとなっています。

熟成年数50年以上のミズナラ樽原酒を使用しており、ミズナラ樽特有のお香のようなオリエンタルな風味が強いです。

香りは、開封してすぐは溶剤や油、レザーらしさを感じますが、時間が経つにつれて伽羅のような複雑なお香の香りにビター生チョコレートやアーモンドの香りも感じられます。

味わいは、伽羅の風味が口に広がり、白檀のような甘いお香の風味も現れ始めるのです。

その中に、濃厚なチョコレートやナッツの苦みと甘さが現れ、ザクロや完熟プラムのジャムのような深い甘みか感じられます。

余韻が非常に長く続き、口の中にウイスキーがねっとりと絡むように残り忘れられません。

飲み方は、ストレートで山崎50年の奥深さを体験してください。

2018年には、上海のオークションで3,000万円以上で落札されており、希少度は年々上昇しています。

もしバーなどで見つけたのなら、必ず注文するべき銘柄です。

以上が、山崎のラインナップについてでした。

最適な飲み方も紹介しましたが、飲み方によって個性の感じられ方は異なります。

他の飲み方についても「ウイスキーは飲み方が重要!基本スタイルからアレンジまで徹底解説!」で紹介しているので挑戦してみてください。

山崎を体験したら、他のウイスキーも試してみるとそれぞれの特徴をさらに感じられます。

そこで山崎の次に飲むべきウイスキーを紹介します。

3.山崎を体験したら白州や知多、響も楽しもう!

山崎を体験したら白州や知多、響も楽しもう!

山崎を体験した後は、白州や知多、響を挑戦してください。

山崎と同じくサントリーが発売しているウイスキーが白州・知多・響です。

白州や知多は、山崎とは異なる蒸溜所で作られており、まったく異なる個性を持っています。

また響は、山崎・白州・知多の原酒を掛け合わせて作られているため、それぞれを体験してからだと各ウイスキーの特徴を見つけられるため非常に楽しいです。

白州については、白州はウイスキー好きも認める一品!評価され続けるその魅力とは?で特徴や香味を詳しく説明しています。

知多については、知多はウイスキーが苦手でも好きになる!香りや味わいの評判を紹介!をご覧ください。

響については、響はウイスキー界に誇る奇跡の一品!最高峰の香りと味わいとは?を読んで詳しくなりましょう。

山崎の後は、白州や知多、響に挑戦しジャパニーズウイスキーの奥深さを楽しんでください。

4.ウイスキーの量り売りも体験してみよう!

ウイスキーの量り売りも体験してみよう!

ウイスキーの量り売りで、気になるウイスキーを体験してみてください。

量り売りでは30mlや50ml、100mlなど少量からウイスキーを購入できます。

そのため、好みかどうかも簡単に確認することが可能です。

さらに、高額なウイスキーでも手ごろな価格で購入できるので、自分へのご褒美や人へのプレゼントにも重宝します。

気になるウイスキーがあるなら、まずは量り売りで購入して試いしてみて下さい。

まとめ

ウイスキー山崎について紹介しました。

日本が世界に誇る山崎は、夢とロマンが詰まった美味しいウイスキーです。

さまざまな種類があり、すべてが上質と言っても過言ではありません。

年々希少になっているので、この機会に必ず挑戦してください。

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